Authenticity & Universality
Succeeding by Business-Engineering

Business

事業概要

CASE STUDY

事例

事業領域:統合ビジネスエンジニアリング

CASE
01

公益企業大規模PJにて経営層から現場層まで、
全領域を垂直統合支援

規制撤廃を機に電力事業に新規参入を決断した公益企業の大規模プロジェクトが大幅に遅延。危機的なプロジェクト状況下、支援要請を受けたオースビーは経営層から現場層まで全領域に渡り意識改革を断行し、プロジェクト資源の統合発揮を通じて予定通りのサービスインを実現した。

Aus-be Business Case Study

組織の本気をつくり、プロジェクト資源の統合発揮を実現する

プレスリリースした新事業のサービス開始まで六ヶ月を切った段階で、事業運営の前提となる情報システムの設計が1本も完了していなかった。プロジェクトを構成する複数の会社間、部門間、チーム間の連携は無く、不信や諦めに近い雰囲気が漂う中、プロジェクトメンバーはそれぞれの責任範囲を限定しながら各自の仕事に真面目に取り組んでいた。統制が無く、プロジェクト内資源が活かされない。オースビーが見たのは、まさに「組織」の体をなさない無秩序な集団であった。

プロジェクトを終わらせることに組織として本気になるしか道はない。いかに「組織の本気」をつくるか。プロジェクト統率者が、持つべき危機感をつくり、伝播させ、プロジェクト全体に緊張感をつくり続けることで統制を可能にする。統制の中でこそ生まれるメンバーの自発を引き出す。メンバーの自発という資源を統合し、組織化することなしにプロジェクトは終わらない。

統率・統制を阻む動きを取る存在を組織上層者であろうとプロジェクトから排除する、利益が相反する部門間の対立に正面から本音でぶつかる、何としても終わらせるという気持ちを前面に出し、すべきことを全て行うことを自分にも周囲にも要求する。これらを通じて組織風土は徐々に変化していった。 オースビーは、周囲からは冷徹に断行する存在、劇薬的存在と呼ばれた。全ては組織の本気をつくり、プロジェクト内資源を統合発揮するため。本当の組織になれば不可能は可能になる。風土改革を通じた人・組織の意識改革。それがオースビーのビジネスエンジニアリングである。

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